最低資本金

最低資本金について

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Q 4 - a.株式会社はどうなるのか?〜最低資本金について〜

最低資本金制度の廃止について

株式会社の資本金についてお伺いしたいのですが?

わかりました。それではご説明させていただきます。従来の法律では、株式会社は資本金1000万円以上、有限会社は資本金300万円以上を準備しなければ、会社の設立はできませんでした。これを「最低資本金制度」といいます。

しかし、新しい会社法が施行された後は、この「最低資本金制度」が廃止されます。要するに、資本金1円でも、株式会社が設立できるようになるのですね。

1円でもいいのですか。

はい、ただし、純資産額が300万円以上ないと配当ができないので、株主や金融機関に対する信用という面では、できれば300万円程度の資本金は用意できるに越したことはないとは思います。また、例えば建設業の許可申請では、「自己資本の額」が500万円以上必要になるなど、業種によっては会社法以外の法律でも規制されている場合がありますので、そのあたりは注意が必要です。

なるほど、わかりました。ただ、以前にも「1円株式会社」が設立できる制度があるという話を聞いた事あり、また、実際に私の知人もその制度を利用して会社を設立しているようなのですが、今回の新会社法とは何が違うのですか?

中小企業兆戦支援法に従って設立された「確認株式会社」のことですね。確かに、新会社法の施行以前にも、この法律の条件を満たせば、「特例」として資本金が1円の株式会社や有限会社を設立することができました。

ただ、この制度は、設立時に普通の株式会社に比べて余計な手続きが必要であったり、会社設立後一定の期間内に最低資本金である1000万円(有限会社なら300万円)を準備できなかった場合には有限会社や合名会社・合資会社に組織変更をするか、解散しなければならなかったりと、様々な規制があったのですね。

その点「新会社法」では、こういった制約なしに、「恒久的に」資本金1円の株式会社を設立する事が出来るようになります。

すでに「確認株式会社」「確認有限会社」を設立された方について

すると、私の知人のように、すでに「確認株式会社」を設立している人は、どうなるのですか?

新会社法の施行前に、この特例を使って設立された「確認株式会社」や「確認有限会社」についても、新会社法の施行後には、最低資本金を確認株式会社なら1000万円、確認有限会社なら300万円を確保する必要はなくなります。

ただし、そのためには「定款の変更」や「変更登記」が必要となりますので、現在「確認株式会社」や「確認有限会社」の形態で、会社を経営している場合は、必ず当事務所にご相談いただくことをお勧めいたしております。

なるほど、それでは私の知人に、そのようにお伝えしておきます。今日はありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

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会社法を活用するための経営者のみなさんや起業家のみなさんの参考となれば幸いです。是非ご活用下さい。
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